夜寝る前に電子書籍を読んでいると、画面の明るさで目が疲れてしまうという経験はないでしょうか。
ダークモード(暗い背景に白い文字)は、暗い場所での読書で目への負担を軽くしてくれる便利な機能です。ほとんどの電子書籍アプリや専用端末に搭載されており、設定もわずか数タップで完了します。
この記事では、Kindle・楽天Kobo・各種スマホアプリでのダークモード設定方法と、目に優しい読書環境を作るためのコツを解説します。

ダークモードとは何か
ダークモードの仕組み
ダークモードは、通常の白い背景に黒い文字という表示を反転させ、黒い背景に白い文字で表示する機能です。画面全体の発光量が減るため、暗い環境での読書時に目がまぶしく感じにくくなります。
「ナイトモード」「ダークテーマ」「反転表示」など、アプリやデバイスによって呼び名が異なりますが、基本的な仕組みは同じです。
ダークモードのメリット
- 暗い場所での読書で目の負担が軽減される
- 画面の発光量が減り、周囲の人への光の影響が小さくなる
- 有機ELディスプレイのスマホではバッテリー消費の節約にもなる
- 就寝前の読書でブルーライトの影響を抑えやすい
ダークモードの注意点
ダークモードはすべての人に快適というわけではありません。明るい場所ではかえってコントラストが弱くなり読みにくいと感じる場合もあります。また、白い文字が光って見える「ハレーション」が気になるという声もあります。場所や時間帯に応じて、通常モードとダークモードを切り替えて使うのがおすすめです。
Kindleでのダークモード設定方法
Kindle端末(Paperwhiteなど)
Kindle端末でダークモードを設定するには、以下の手順で行います。
- 画面上部から下にスワイプしてクイック設定を表示する
- 「ダークモード」のアイコンをタップしてオンにする
これだけで画面全体が黒背景に切り替わります。解除するときも同じ操作で「ダークモード」をタップすればオフにできます。
ダークモードのほかに、読書画面内で「ページの色」を変更する方法もあります。「Aa」アイコンから「レイアウト」を開き、「ページの色」で黒を選択すると、本のページだけをダークモードにできます。
Kindleアプリ(iPhone・iPad)
iPhoneやiPadのKindleアプリでダークモードにする方法は2通りあります。
1つ目は、読書画面をタップしてメニューを開き、「Aa」→「レイアウト」→「ページの色」で黒を選択する方法です。この方法では読書画面だけが黒背景になります。
2つ目は、iPhone本体の「設定」→「画面表示と明るさ」→「ダークモード」をオンにする方法です。この場合はKindleアプリ全体(ホーム画面やライブラリ画面を含む)がダークモードになります。
Kindleアプリ(Android)
Android版のKindleアプリでも、読書画面の「Aa」→「ページの色」で黒を選択することでダークモードにできます。Android端末のシステム設定でダークモードをオンにすると、Kindleアプリもシステムの設定に連動して切り替わります。
Kindle for PC
PC版のKindleアプリでは、右上の「Aa」ボタンからページの色を変更してダークモードにできます。パソコンの大画面では白背景の輝度が高くなりがちなので、長時間の読書にはダークモードが目に優しい選択です。

楽天Koboでのダークモード設定方法
Kobo端末
楽天Koboの電子書籍リーダーでも、ダークモードに相当する機能が搭載されています。読書画面のメニューから「テーマ」や「背景色」の設定を開き、暗い背景を選択することでダークモードに切り替えられます。
楽天Koboアプリ(スマホ・タブレット)
楽天Koboアプリでは、読書画面をタップしてメニューを表示し、テキスト設定から背景色を暗い色に変更できます。アプリの設定メニューからも全体的なテーマを変更することが可能です。
楽天Koboのアプリは無料で使え、購入した本はスマホ・タブレット・Kobo端末で同期して読めます。なお、iOS/Androidのアプリ内では電子書籍を購入できないため、本の購入は楽天Koboのサイトから行います。

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固定レイアウト型の書籍
漫画・雑誌・写真集・一部の技術書など、固定レイアウト型の電子書籍ではダークモードが適用できません。これらの書籍は画像として表示されるため、文字色や背景色を変更する機能が効かないのです。
固定レイアウト型の書籍を暗い場所で読む場合は、画面の明るさを下げるか、ブルーライトカット機能を併用して目への負担を軽減しましょう。
端末の明るさ調整と併用する
ダークモードを使っていても、画面の明るさが高すぎると目に負担がかかります。ダークモードをオンにした上で、フロントライトやディスプレイの明るさも適切に下げておくのがベストです。
目の疲れを軽減するためのその他の設定
ブルーライトカット機能
最新のKindle端末やスマートフォンには、ブルーライトを軽減するフィルター機能が搭載されています。Kindle Paperwhiteには「暖色ライト」機能があり、画面全体の色味を暖色系に変えてブルーライトの影響を抑えられます。
iPhoneの場合は「Night Shift」、Androidの場合は「ナイトライト」や「ブルーライトフィルター」などの機能を活用できます。
端末側の設定に加えて、夜の読書用にブルーライトカットメガネを併用しているという方もいます。
20-20-20ルールの実践
目の疲れを防ぐ方法として、眼科医が推奨する「20-20-20ルール」があります。20分ごとに20フィート(約6メートル)先を20秒間見つめるという方法で、目の筋肉をリラックスさせる効果が期待できます。
適度な照明を確保する
完全な暗闇の中で読書するのは、ダークモードであっても目への負担が大きくなります。間接照明や読書灯などで周囲に適度な明かりを確保した状態で読書することをおすすめします。
ダークモードは目の疲れを「軽減」する機能であり、目の疾患を予防・治療するものではありません。目の不調が続く場合は、読書量を減らすか眼科を受診することをおすすめします。


よくある質問
Q. ダークモードは昼間も使ったほうがいい?
明るい場所ではダークモードよりも通常の白背景のほうが読みやすいことが多いです。暗い場所ではダークモード、明るい場所では通常モードと、環境に応じて切り替えるのがおすすめです。
Q. ダークモードにすると目が悪くならない?
ダークモード自体が目を悪くするという医学的なエビデンスはありません。ただし、どのモードでも長時間画面を見続けることは目に負担がかかるため、適度な休憩を心がけましょう。
Q. セピアモードとダークモードはどちらが目に優しい?
一般的に、暗い場所ではダークモード、やや暗い場所ではセピアモードが快適だとされています。セピアモードは温かみのある色調で目への刺激が少なく、カフェや電車の中など適度に明るい環境で読む場合に向いています。
Q. ダークモードは漫画にも適用される?
漫画は固定レイアウト型のため、ダークモードは適用されません。漫画のページはそのまま表示されます。暗い場所で漫画を読む場合は、画面の明るさを下げるか、ブルーライトカット機能を活用してください。
Q. ダークモードにすると読書速度は変わる?
研究によると、ダークモードが読書速度に与える影響は個人差が大きいとされています。明るい場所でダークモードを使うと読書速度がわずかに低下するという報告もある一方、暗い場所では通常モードよりも読みやすく感じるケースが多いです。結局のところ、自分が「読みやすい」と感じるモードで読むのが一番です。
場面別のおすすめモード設定
ダークモードをどんな場面で使うかによって、最適な設定は変わります。いくつかの典型的なシチュエーション別におすすめの設定を紹介します。
就寝前のベッド読書
就寝前の読書にはダークモード+暖色ライト(Night Shift等)の組み合わせがおすすめです。ブルーライトの影響を抑えつつ、画面の明るさも最低限に設定することで、睡眠の質への影響を軽減できます。
昼間のカフェ・電車内
適度に明るい環境では、セピアモードが快適です。白背景よりもまぶしさが控えめで、ダークモードよりもコントラストが確保されるため、周囲の明るさに左右されにくい読書体験が得られます。
屋外・直射日光下
日差しが強い屋外では、通常モード(白背景に黒文字)が見やすいことが多いです。E-Ink端末であれば直射日光下でも反射しにくく快適に読めますが、スマートフォンやタブレットの場合は画面の明るさを最大にして通常モードで読むのが適しています。
読みやすい設定が整ったら、スマホやタブレットで読める作品を増やしたい方には、コミックシーモアという選択肢もあります。NTTグループが運営する電子書籍ストアで、マンガ・小説・雑誌が196万冊以上(公式表記)揃っています。Webですぐに読めるほか、アプリに作品をダウンロードすればオフラインでも読めます。詳しい内容は公式サイトで確認できます。



まとめ
ダークモードは、暗い場所での電子書籍読書をより快適にしてくれる機能です。Kindleでもkoboでも数タップで簡単に設定でき、目の疲れを軽減するのに役立ちます。
ダークモードに加えて、フロントライトの明るさ調整やブルーライトカット機能を併用すると、さらに目に優しい読書環境を作ることができます。自分の読書環境や好みに合わせて、通常モードとダークモードを上手に使い分けてみてください。
参考サイト:Kindleダークモード設定方法 – Kindleエクスペリエンス、Kindleダークモード完全ガイド – スマホ生活知識メモ



