楽天市場や楽天カードを普段から使っている方が、電子書籍ストア選びで一度は検討しておきたいのが楽天Kobo(楽天コボ)です。
楽天Koboをひとことで言うと、「電子書籍を買うたびに楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントでまた本が買えるストア」です。月額料金はかからず、読みたい本を1冊ずつ購入するスタイルなので、楽天のサービスをよく使う方ほど相性がよくなります。
この記事では、タイトルの「楽天ユーザーなら使わないと損?」という問いに答えるために、楽天Koboの仕組みと料金、メリット、デメリット、口コミの傾向まで、楽天Kobo公式の案内をもとに整理しました。

楽天Koboとは?サービス概要
楽天Koboは、楽天ブックスの中で電子書籍の販売を担当しているストアです。公式ストアのトップでは約400万冊を取り扱う電子書籍ストアと案内されています。コミック、小説、ビジネス書、ライトノベル、BL・TL、雑誌、洋書まで、幅広いジャンルがそろっています。
| サービス名 | 楽天Kobo(楽天Kobo電子書籍ストア) |
|---|---|
| 位置づけ | 楽天ブックスの電子書籍ストア |
| 料金 | 読みたい本を1冊ずつ購入。アプリは無料で、月額料金はかからない |
| 取り扱い冊数 | 公式ストアのトップでは約400万冊と案内 |
| 無料・試し読み | 常時数千冊 |
| ポイント | 楽天ポイントが貯まる・使える(100円(税抜)で1ポイント。還元率は人により異なる) |
| セール | 週替わり半額セール(毎週金曜日 昼12:00更新) |
| 読める端末 | スマホ・パソコン・タブレット・Kobo端末(台数制限なし) |
なお、楽天Koboは定額の読み放題サービスではありません。雑誌の読み放題は「楽天マガジン」という別のサービスになります。
楽天Koboのサービス内容・特徴を詳しく紹介
楽天ポイントが貯まる・使える
公式の初めての方向けページによると、電子書籍の購入で100円(税抜)につき1ポイントの楽天ポイントが貯まり(還元率はお客様ごとに異なります)、貯めたポイントを支払いに使うこともできます。1注文3,000円(税込)以上の買い物はSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象です。SPUの倍率や条件は時期によって変わるため、最新の内容は公式で確認してください。
週替わり半額セールとクーポン
楽天Koboでは、毎週金曜日の昼12:00に更新される週替わり半額セールが開催されています。対象作品は毎週入れ替わります。
クーポンもさまざまな種類が配布されています。対象作品や利用条件はクーポンごとに異なり、購入時の注文内容確認ページで使うクーポンを選ぶ仕組みです。
無料・試し読みの作品が常時数千冊
無料・試し読みの作品が常時数千冊用意されています。買う前に中身を確かめられるので、初めての作家やシリーズにも手を出しやすくなります。
スマホ・PC・Kobo端末で台数制限なく読める
購入した本は、スマートフォン、パソコン、タブレット(一部サポート外あり)、電子書籍リーダーのKobo端末で読めます。台数制限がなく、手持ちのすべてのデバイスで同期できるのが特徴です。読書アプリはiPhone/Android/Windows/Mac向けに用意されていて、ブラウザビューアでも読めます。
購入した本は楽天IDに紐付いてクラウドに保管され、所持冊数に上限はありません。Kobo端末がなくても始められますが、じっくり読みたい方は専用端末を検討してみるのもよいでしょう。
楽天Koboの料金・ポイントのしくみ
楽天Koboの料金はとてもシンプルです。公式の案内をもとに表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入方法 | 読みたい本を1冊ずつ購入(読み放題プランはなし) |
| アプリ | 無料(iPhone/Android/Windows/Mac) |
| 月額料金 | 一切かからない |
| 貯まるポイント | 100円(税抜)で1ポイントの楽天ポイント(還元率は人により異なる) |
| ポイント払い | 楽天ポイントを使って購入できる |
| SPU | 1注文3,000円(税込)以上の買い物が対象(倍率・条件は公式で確認) |
| 初めての方 | 初めての方限定のポイントバック企画あり(条件は公式で確認) |
「読んだぶんだけ払い、払ったぶんだけポイントが戻る」という形なので、読む量が少ない月にお金が無駄になることがありません。まとめ買いをするなら、1注文3,000円(税込)以上になるよう読みたい本をカートにまとめておくとSPUの対象になります。
楽天Koboのメリット
楽天Koboを選ぶ価値がどこにあるのか、4つに整理しました。
楽天経済圏のポイントを本に回せる
楽天市場での買い物や楽天カードの支払いで貯まったポイントを、そのまま電子書籍の購入に使えます。普段の生活で貯まったポイントで本が買えるので、実質的な出費を抑えながら読書を楽しめます。
買うたびにポイントが戻ってくる
電子書籍を買うたびに楽天ポイントが貯まり、1注文3,000円(税込)以上ならSPUの対象にもなります。楽天のほかのサービスを使っている方ほど、還元を受けやすくなります。
セール・クーポン・無料作品で安く読める
毎週金曜日の週替わり半額セール、種類の多いクーポン、常時数千冊の無料・試し読み作品と、安く読むための入口がいくつも用意されています。
月額なしで、どの端末でも読める
アプリは無料で、月額料金はかかりません。台数制限なく手持ちの端末で同期でき、機種変更をしても本は消えません。
自宅用にもう1台という使い方をするなら、漫画や雑誌の見開きにも向く10インチクラスのタブレットが候補になります。

楽天Koboのデメリット・注意点
使い始める前に知っておきたい点を正直に挙げます。
読み放題のプランはない
楽天Koboは1冊ずつ購入するストアで、定額の読み放題プランはありません。毎月たくさんの本を幅広く読みたい方は、読み放題サービスのほうが合う場合があります。なお、雑誌の読み放題は別サービスの楽天マガジンです。
スマホアプリの中では本を買えない
iOS・Androidの楽天Koboアプリ内では、電子書籍を購入できません。本はブラウザで楽天Koboのサイトから購入し、アプリで読むという流れになります。
ブラウザビューアで読めない本がある
小説やビジネス書などの一部の本は、ブラウザビューアでは読めません。パソコンで読む方も、アプリを入れておくと安心です。
ポイント還元やクーポンの条件は人・時期で変わる
楽天ポイントの還元率はお客様ごとに異なると案内されています。SPUの倍率、クーポンの対象作品や利用条件、セールの対象も時期によって変わります。「いつでも同じだけお得」というわけではないので、購入前にその時点の条件を確認しておきましょう。
- 定額の読み放題プランはない(雑誌読み放題は別サービスの楽天マガジン)
- iOS・Androidアプリ内では購入できない(サイトで買ってアプリで読む)
- ブラウザビューアで読めない本がある
- ポイント還元率・SPU・クーポンの条件は人や時期で変わる
楽天Koboの口コミ・評判
楽天Koboについて、利用者から聞かれることの多い声を、良い口コミと気になる口コミに分けて整理しました。
良い口コミ
- 楽天市場で貯まったポイントで電子書籍が買えるので、本代の負担が軽くなったという声があります
- 週替わり半額セールをきっかけに、気になっていたシリーズをまとめて買えたという声があります
- スマホ・タブレット・パソコンで同じ本棚を見られるので、場所を選ばず続きが読めるという声があります
- アプリのページめくりがスムーズで、ストレスなく読めるという声があります
気になる口コミ
- アプリの中で本を買えず、いちいちサイトに移動するのが面倒だという声があります
- 読み放題がないので、たくさん読む月は出費がかさむという声があります
- 画像の多い漫画や雑誌では、通信環境によって読み込みに時間がかかることがあるという声があります
まとめると、「楽天ポイントを貯めている人・欲しい本を買って手元に残したい人」には満足度が高く、「定額でたくさん読みたい人」には合わないこともあるという評価に落ち着きます。

他社との比較
ほかの電子書籍サービスと並べてみました。他社の内容は、当サイトの各サービス紹介記事(各社公式の記載をもとに作成)から引用しています。
| サービス | 料金体系 | 貯まるポイント | 初回特典 |
|---|---|---|---|
| 楽天Kobo | 都度購入(アプリ無料・月額なし) | 楽天ポイント(100円(税抜)で1ポイント) | 初めての方限定のポイントバック(条件は公式で確認) |
| ebookjapan | 都度購入(月額固定費なし) | PayPayポイント | 初回ログインで70%OFFクーポン |
| BookLive(ブックライブ) | 都度購入(会員登録無料) | Vポイント(利用手続きが必要) | 新規会員限定70%OFFクーポン(1冊まで・24時間限定) |
| Kindle Unlimited | 月額980円(税込)の読み放題 | ― | 30日間無料体験(適用される場合) |
都度購入型のストアは、「普段どのポイントを貯めているか」で選ぶと還元を取りこぼしにくくなります。楽天ポイントなら楽天Kobo、PayPayポイントならebookjapan、VポイントならBookLiveという考え方です。定額でたくさん読みたい方は、読み放題のKindle Unlimitedの解説記事もあわせて読んでみてください。
ebookjapanやBookLiveの特徴は、それぞれebookjapanの口コミ・評判、BookLiveの口コミ・評判で詳しく解説しています。
利用の流れ
楽天Koboは「サイトで買って、アプリで読む」のが基本です。始めるまでの手順を整理しました。
- 楽天IDを用意する:楽天市場などで使っている楽天IDがあれば、そのまま使えます。購入した本は楽天IDに紐付いて管理されます
- ブラウザで楽天Koboのサイトを開く:無料作品や週替わり半額セール、クーポンをチェックします
- 読みたい本を購入する:注文内容確認ページで使えるクーポンを選び、楽天ポイントを使うかどうかも決めます
- 無料の読書アプリを入れる:iPhone/Android/Windows/Macのアプリに、同じ楽天IDでログインします(アプリ内では購入できないので、購入はサイトで行います)
- 本棚から読み始める:購入した本はマイライブラリ(本棚)に入り、どの端末からでも同期して読めます
初めての方は、最初の購入前に「初めての方限定」のポイントバック企画の条件を公式で確認しておくと、特典を取りこぼさずに済みます。
失敗しない選び方のコツ
楽天ポイントを貯めている方は、ポイントの出口として使う
楽天市場や楽天カードでポイントが貯まっている方は、電子書籍を楽天Koboで買うだけで、ポイントを本に回せます。「どこで電子書籍を買っても値段は同じなら、ポイントが貯まる・使えるところで買う」という考え方が基本です。
まとめ買い派は金曜日のセールと3,000円のラインを意識する
シリーズをまとめて買いたい方は、毎週金曜日12:00に更新される週替わり半額セールをチェックしつつ、1注文3,000円(税込)以上にまとめるとSPUの対象になります。セールの対象は毎週変わるので、買う直前に確認しましょう。
定額で大量に読みたい方は読み放題とも比べる
楽天Koboは1冊ずつ購入するストアです。毎月たくさんの冊数を読む方は、読み放題サービスと比べたうえで、手元に残したい本だけを楽天Koboで買うという使い分けも検討してみてください。
よくある質問(Q&A)
Q. 楽天Koboは月額料金がかかりますか?
A. かかりません。アプリは無料で、月額料金は一切かからず、本を購入したときだけ代金が発生します。
Q. 楽天Koboに読み放題はありますか?
A. ありません。楽天Koboは1冊ずつ購入する電子書籍ストアです。雑誌の読み放題は別サービスの楽天マガジンになります。
Q. アプリで本を買えないのはなぜですか?
A. iOS・Androidの楽天Koboアプリ内では電子書籍を購入できない仕様です。ブラウザで楽天Koboのサイトから購入すると、アプリの本棚に同期されて読めるようになります。
Q. 何台の端末で読めますか?
A. 台数制限はなく、スマートフォン、パソコン、タブレット(一部サポート外あり)、Kobo端末など手持ちのデバイスで同期して読めます。
Q. スマホを買い替えたら、買った本は消えますか?
A. 消えません。購入した本は楽天IDに紐付いてクラウドで管理されているので、新しい端末で同じ楽天IDにログインすれば読めます。所持冊数に上限もありません。
専用のKobo端末を持ち歩く方は、画面を守るスリープカバーを一緒に用意しておくと安心です。
楽天Koboはこんな方におすすめ
- 楽天市場・楽天カードなど楽天のサービスをよく使う方:貯まった楽天ポイントを電子書籍に回せます
- セールやクーポンを活用して安く買いたい方:毎週金曜日更新の週替わり半額セールがあります
- 買った本を手元に残しておきたい方:購入した本はクラウドに保管され、機種変更しても消えません
- スマホもタブレットもパソコンも使う方:台数制限なく同期して読めます
目にやさしい専用端末で読書したい方は、電子書籍リーダーのKobo端末も選択肢になります。
まとめ
楽天Koboは、楽天ブックスの電子書籍ストアです。アプリは無料で月額料金はかからず、読みたい本を1冊ずつ購入します。100円(税抜)で1ポイントの楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントで本を買うこともできます。週替わり半額セールやクーポン、無料・試し読み作品もそろっています。いっぽうで、読み放題のプランはなく、スマホアプリ内では本を購入できません。
タイトルの問いに答えると、楽天ポイントを普段から貯めている方にとって、電子書籍を楽天Kobo以外で買うのはポイントを取りこぼしていることになります。その意味で「楽天ユーザーなら使わないと損」と言えるストアです。まずは無料作品で使い勝手を確かめてみてください。セールやキャンペーンの内容は変わるため、最新の情報は公式ストアで確認するのが確実です。




