電子書籍を始めようと思ったとき、まず悩むのが「楽天KoboとKindle、どっちがいいの?」という問題です。どちらも大手サービスで品揃えは豊富。だからこそ、違いが分かりにくいと感じている方は多いはずです。
この記事では、品揃え・価格・アプリ・専用端末・読み放題など、あらゆる角度から両サービスを比較します。自分に合った電子書籍ストアを見つけるための参考にしてください。

品揃えの比較
Kindleの取り扱い冊数は約700万冊。一方、楽天Koboは約400万冊。数字だけ見るとKindleが圧倒的に多いように見えますが、この差は主に洋書の数によるものです。
日本語の書籍に限って言えば、両サービスの品揃えはほぼ同等です。ベストセラーや人気漫画はどちらでも購入可能。「Kindleにはあるけど楽天Koboにはない」というケースはかなり少なく、日常的な読書で困ることはまずありません。
ただし、一部の洋書やインディーズ出版の作品はKindleにしかない場合があります。洋書を頻繁に読む方はKindleの方が選択肢は広いです。
価格・ポイント還元の比較
電子書籍の販売価格は、KindleもKoboもほとんど同じです。差が出るのはポイント還元とキャンペーンの仕組みです。
Kindleの価格・還元
- Amazonポイントが本によって異なる割合で付与される
- 日替わりセール・月替わりセールで大幅値引きあり
- プライム会員ならPrime Reading(対象本が読み放題)が利用可能
- Kindle Unlimited(月980円)で200万冊以上が読み放題
楽天Koboの価格・還元
- 楽天ポイント基本1%還元
- SPU連携でポイント倍率アップ
- お買い物マラソンのショップカウント対象
- 木曜クーポン、初回70%OFFなどクーポンが豊富
楽天経済圏をフル活用している方なら、Koboの方が実質的に安くなるケースが多いです。SPU+マラソン+5のつく日を組み合わせると、ポイント還元率が20%を超えることもあります。
一方、楽天サービスをあまり使っていない方は、Kindleの方がシンプルにお得に感じるかもしれません。

アプリ・読みやすさの比較
日々の読書体験に大きく影響するのがアプリの使い勝手。ここはKindleに軍配が上がります。
Kindleアプリの特徴
- 直感的な操作性で初心者でも迷わない
- ライブラリの検索・整理機能が優秀
- X-Ray機能で登場人物や用語を確認可能
- Whispersync技術で複数デバイス間の同期がスムーズ
楽天Koboアプリの特徴
- 基本的な読書機能は問題なく使える
- ハイライトやしおり機能もあり
- ライブラリの整理・検索はKindleよりやや劣る
- 継続的なアップデートで改善が進んでいる
操作性や検索機能ではKindleアプリの方が洗練されているという評価が一般的です。ただし、楽天Koboアプリも普通に読書する分には十分な機能を備えています。「読書するだけなら不自由しない」というのが正直なところです。
専用端末の比較
電子書籍専用端末を使えば、スマホとは違う快適な読書体験が得られます。ここでも両サービスそれぞれに特徴があります。
Kindle端末
Kindle Paperwhite、Kindle Oasisなど、複数のモデルが用意されています。E-Inkディスプレイで目に優しく、バッテリーも長持ち。専用端末としての完成度は非常に高く、ユーザー満足度も高いです。
楽天Kobo端末
Kobo Libra、Kobo Claraなどのラインナップがあります。Kindle端末に比べると知名度は低いものの、性能面では遜色ありません。楽天ポイントを使って端末を購入できるのは楽天Koboならではのメリットです。
専用端末の選び方:
- 品質・人気で選ぶなら → Kindle Paperwhite
- 楽天ポイントで購入したいなら → Kobo端末
- まずはスマホアプリで試してから端末購入を検討するのが賢いやり方

読み放題サービスの比較
読み放題サービスについては、Kindleが圧倒的に有利です。
Kindle Unlimited
月額980円で200万冊以上が読み放題。小説・ビジネス書・漫画・雑誌と幅広いジャンルをカバーしています。30日間の無料お試し期間もあるので、気軽に体験できます。
Prime Reading
Amazonプライム会員(年額4,900円/月額500円)なら、追加料金なしで対象の本が読み放題。冊数はKindle Unlimitedより少ないものの、プライム会員の特典の一部として使えるのが魅力です。
楽天Koboの読み放題
以前は読み放題プランが存在していましたが、記事執筆時点では終了しています。月額定額で大量に読みたいという方は、Kindleを選ぶ必要があります。
データの互換性について
電子書籍ストアを選ぶ際に見落としがちなのが、データの互換性です。
Kindleで購入した本はKindleアプリ・端末でのみ閲覧可能。楽天Koboで購入した本も同様にKoboアプリ・端末でのみ閲覧できます。一方で購入した本を他方のサービスに移すことはできません。
そのため、一度選んだストアの本が増えるほど、乗り換えのハードルは上がります。最初の選択はそれなりに重要です。ただし、両方のアプリを入れて使い分けるのは自由なので、併用という選択肢もあります。

総合比較表
| 項目 | Kindle | 楽天Kobo |
|---|---|---|
| 品揃え(全体) | 約700万冊 | 約400万冊 |
| 日本語書籍 | ほぼ同等 | ほぼ同等 |
| ポイント還元 | Amazonポイント | 楽天ポイント(SPU対応) |
| アプリの使いやすさ | 優れている | 普通〜やや劣る |
| 読み放題 | Kindle Unlimited(月980円) | なし |
| 専用端末 | 種類豊富・高品質 | 品質良好・種類少なめ |
| クーポン | 日替わり・月替わりセール | 毎日ガチャ・木曜クーポン |
上記の情報は記事執筆時点のものです。各サービスの仕様やキャンペーン内容は変更されることがあるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。
よくある質問
Q. 結局どっちがおすすめですか?
A. 楽天経済圏で生活している方は楽天Kobo、Amazonをメインで使っている方はKindleがおすすめです。どちらのポイント経済圏にいるかで判断するのが最もシンプルな基準です。
Q. 両方使い分けるのはアリですか?
A. もちろんアリです。楽天Koboはマラソン期間中、Kindleは日替わりセールなど、それぞれお得なタイミングで購入するのは賢い使い方です。
Q. どちらかのサービスが終了したら買った本はどうなりますか?
A. KindleもKoboも大手企業が運営しているため、すぐに終了する可能性は極めて低いです。万が一の場合でもダウンロード済みの本は読めるケースがほとんどですが、クラウド上のデータについてはサービスの規約次第です。
Q. 漫画を読むならどっちがいいですか?
A. 品揃えはほぼ同じです。漫画はまとめ買いする機会が多いので、ポイント還元率が高い方で買うのがお得。楽天ユーザーならKoboでマラソン時にまとめ買い、Amazonユーザーならセール時にKindleで購入、という使い分けがおすすめです。
Kindle公式ページと楽天Kobo公式サイトで、それぞれのラインナップやキャンペーンを確認してみてください。
まとめ
KindleとKoboは、品揃えや価格面ではほぼ互角の電子書籍サービスです。違いが出るのは、ポイント還元の仕組みとアプリの使いやすさ、そして読み放題サービスの有無。
楽天ポイントを貯めているならKobo、Amazonヘビーユーザーや読み放題を使いたいならKindle。迷ったら両方のアプリを入れてみて、実際に使い比べるのが一番確実です。どちらも無料で始められるので、試してみる価値は十分にあります。
