「電子書籍に興味はあるけど、何から始めればいいかわからない」という声をよく耳にします。専用の端末が必要なのか、どのアプリを入れればいいのか、支払い方法はどうなっているのか。初めてだと疑問が山のように出てくるものです。
でも安心してください。電子書籍を始めるのに特別な準備は必要ありません。今お持ちのスマホ1台あれば、5分後には最初の1冊を読み始められます。
この記事では、電子書籍を一度も使ったことがない方に向けて、ストアの選び方からアプリのインストール、購入、読書までの流れをステップバイステップで解説します。

STEP 1:電子書籍を読む端末を決める
電子書籍を読むための端末は、大きく分けて4種類あります。
スマホ(iPhone / Android)
初心者にもっともおすすめなのがスマホです。新たに端末を購入する必要がなく、通勤中や寝る前など、どんな場面でも手軽に読書ができます。画面が小さいのがネックですが、文字サイズの調整やピンチ操作で拡大できるため、実用上はほぼ問題ありません。
タブレット(iPad / Androidタブレット)
漫画や雑誌をよく読む方には、画面の大きいタブレットが適しています。見開きでの表示にも対応しており、紙に近い感覚で読書を楽しめます。特に10インチ以上のタブレットなら、漫画の細かい描き込みもしっかり確認できます。
電子書籍リーダー(Kindle Paperwhite / Kobo Libra 2など)
長時間の読書が多い方には、E Ink(電子ペーパー)タイプの専用リーダーがおすすめです。紙に近い表示で目が疲れにくく、バッテリーも数週間持ちます。ただし、カラー表示ができない機種が多いため、漫画や雑誌にはあまり向きません。
パソコン
自宅でじっくり読みたい方は、パソコンのブラウザで読むこともできます。大画面で読めるのがメリットですが、持ち運びができないため外出先での利用には向きません。
最初はスマホで始めて、電子書籍が気に入ったら専用リーダーやタブレットの購入を検討するのが無駄のない進め方です。いきなり端末を購入する必要はありません。
STEP 2:電子書籍ストアを選んで登録する
次に、電子書籍を購入するストアを選びます。初心者の方が最初のストアとして選びやすいサービスを3つ紹介します。
迷ったらKindleストア
Amazonが運営するKindleストアは、取り扱い冊数700万冊以上で業界最大です。Amazonアカウントを持っていればすぐに利用開始でき、新たに会員登録する手間がかかりません。ジャンルを問わず何でも揃うため、最初の1つとして選んで間違いのないサービスです。
漫画中心ならebookjapan
漫画をメインで読みたい方にはebookjapanが向いています。Yahoo! JAPANグループが運営しており、初回70%OFFクーポン(6回使用可)があるため、最初のまとめ買いがお得です。PayPayとの連携も強力で、日常的にPayPayを使っている方なら相性抜群です。
楽天ユーザーなら楽天Kobo
楽天市場をよく利用する方は、楽天Koboを選ぶとポイント還元の恩恵を受けられます。楽天ポイントで電子書籍を購入することもでき、楽天経済圏の一環として無理なく取り入れられます。
STEP 3:アプリをインストールする
ストアを決めたら、スマホにアプリをインストールしましょう。各ストアのアプリは、App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から無料でダウンロードできます。
アプリのインストール手順は以下のとおりです。
- App StoreまたはGoogle Playで「Kindle」「ebookjapan」などストア名を検索
- 該当アプリの「インストール」ボタンをタップ
- インストール完了後、アプリを開いてストアのアカウントでログイン
ログインが完了すれば、あとは本を購入して読むだけです。初期設定は特に必要なく、ログインさえできればすぐに利用を開始できます。

STEP 4:最初の1冊を購入(または無料でダウンロード)する
アプリの準備ができたら、いよいよ最初の1冊を手に入れましょう。お金をかけずに電子書籍を体験するなら、無料作品から始めるのがおすすめです。
無料作品を探す方法
各ストアには無料で読める作品が数千〜数万冊用意されています。コミックシーモアでは常時3万冊以上の無料試し読みが公開されており、Kindleストアでも多くの無料タイトルが配信されています。
ストアの検索画面で「無料」やジャンル名で絞り込むと、無料作品が一覧で表示されます。まずは気になる無料作品をダウンロードして、電子書籍の読書体験を試してみましょう。
初回クーポンを使ってお得に購入する
読みたい本が決まっている場合は、初回クーポンを使ってお得に購入しましょう。BookLiveなら初回70%OFF(上限なし)、ebookjapanなら初回70%OFF(6回利用可)で購入できます。初回クーポンは一度しか使えないため、できるだけ単価の高い本や、まとめ買いのタイミングで使うと効果的です。
STEP 5:読書の基本操作を覚える
電子書籍の基本操作はとてもシンプルです。
- ページめくり:画面の左右をタップ、またはスワイプ
- 文字サイズの変更:設定メニューから調整
- しおり(ブックマーク):画面右上をタップ
- ハイライト:文章を長押しして範囲選択
- 検索:虫眼鏡アイコンからキーワード検索
特に便利なのが「自動同期」機能です。KindleやBookLiveなどの主要ストアでは、スマホで読んでいた続きをタブレットやPCで引き継いで読むことができます。読んでいたページを自動的に記憶してくれるため、端末を切り替えてもスムーズに読書を再開できます。
初心者が陥りがちな失敗と対策
失敗1:iPhoneアプリ内で本が買えないことに気づかない
Appleの規約により、iPhoneのKindleアプリや他のストアアプリ内から直接電子書籍を購入できないケースがあります。この場合はSafariなどのブラウザからストアにアクセスして購入してください。
失敗2:ストレージ容量を圧迫する
電子書籍をたくさんダウンロードすると、スマホのストレージ容量を消費します。漫画1冊あたり約50〜100MB程度で、小説なら数MB程度です。ストレージが不足しそうな場合は、読み終えた本のダウンロードデータを削除しましょう。購入履歴は残るため、再ダウンロードはいつでも可能です。
失敗3:紙の本と同じ感覚で読もうとする
最初は電子書籍に違和感を覚えるかもしれません。これは紙の本の読み方が身に染みついているだけで、数冊読めば自然と慣れてきます。無理に紙の読書体験を再現しようとせず、電子書籍ならではの便利さを楽しむ姿勢が大切です。
電子書籍は「購入」ではなく「利用権の取得」です。購入した本を他人に譲渡したり、中古として売ったりすることはできません。また、ストアのサービスが終了した場合には読めなくなるリスクもあるため、大手ストアの利用をおすすめします。
まとめ:今日から電子書籍デビューしよう
電子書籍を始めるのに必要なのは、スマホ1台とストアの無料アカウントだけです。特別な機器や高額な初期費用は一切かかりません。
始め方をもう一度整理すると、端末を用意し(スマホでOK)、ストアを選んで登録し、アプリをインストールして、最初の1冊を手に入れる。たったこれだけです。
より詳しい始め方はbranc.jpの電子書籍使い方完全ガイドでも解説されています。初心者向けのストア比較はビギナーズの電子書籍サービスガイドが参考になります。よくある疑問への回答は読書道の初心者向けまとめにもまとまっています。


