Kindle Unlimitedを使ってみたけど「あまり読む時間がなかった」「読みたい本が対象外だった」という理由で解約を考える方も少なくない。解約手続き自体はブラウザから数分で完了するシンプルな操作で、違約金や解約手数料もかからない。
ただし解約のタイミングや解約後に起きることを知っておかないと、余計な出費が発生したり読みかけの本が読めなくなったりする。この記事では、スマホ・PCそれぞれの解約手順から、損しないタイミング、解約後の注意点まで詳しく解説する。

Kindle Unlimitedの解約手順(スマホの場合)
ブラウザから解約する方法
まず重要なポイントとして、KindleアプリやAmazonショッピングアプリからは解約できない。解約はスマホのブラウザ(Safari、Chromeなど)からの操作が必要になる。
- スマホのブラウザでAmazon公式サイト(amazon.co.jp)にアクセスしてログインする
- メニューから「アカウントサービス」を開く
- 「メンバーシップおよびサブスクリプション」をタップする
- 「Kindle Unlimitedの設定」を選択する
- 「メンバーシップを管理」から「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」をタップする
- 確認画面で「メンバーシップを終了する」をタップして完了
もう一つの方法として、ブラウザで直接 amazon.co.jp/kindle-dbs/ku/ku-central にアクセスするとKindle Unlimitedの管理画面に飛べる。そこから「メンバーシップを管理」→「メンバーシップを解約する」を選択する。
解約手続き後も、次の更新日(請求日)までは引き続きKindle Unlimitedを利用できます。解約=即日利用停止ではないので安心してください。
Kindle Unlimitedの解約手順(PCの場合)
- PCのブラウザでAmazon公式サイトにアクセスしてログインする
- 画面上部の「アカウント&リスト」にカーソルを合わせる
- 「メンバーシップおよびサブスクリプション」をクリックする
- Kindle Unlimitedの項目にある「Kindle Unlimitedの設定」をクリックする
- 「メンバーシップを管理」→「メンバーシップを終了する」をクリックする
- 確認画面で「はい、キャンセルを確定する」をクリックして完了
PCの場合も手順はスマホとほぼ同じで、3分もあれば解約が完了する。解約が正しく処理されると確認メールが届くので、メールの到着を確認しておこう。
解約が完了したか確認する方法
再度「Kindle Unlimited会員登録を管理」ページにアクセスして、「〇〇年〇月〇日まではKindle Unlimitedにアクセス可能です」または「現在、お客様はKindle Unlimitedを利用していません」と表示されていれば解約成功。万が一、解約手続きが完了していなかった場合に気づけるので、必ず確認しておくことをおすすめする。

損しない解約タイミング
思い立ったらすぐ解約手続きがベスト
「更新日ギリギリまで使ってから解約しよう」と考える方が多いが、実は思い立ったタイミングですぐに解約手続きをするのがベスト。理由は、解約手続き後も次の更新日までは利用し続けられるから。
つまり、解約手続き=即日利用停止ではない。手続きだけ先に済ませておけば、うっかり更新日を過ぎて自動課金されるリスクをなくせる。残りの期間もこれまで通り読み放題を利用できるので、損することは何もない。
無料体験中の解約タイミング
無料体験(30日間)中に課金を避けたい場合は、無料期間の終了日までに解約手続きを完了させる必要がある。無料期間を過ぎると自動的に月額980円の課金が始まる。登録直後に解約手続きをしても30日間は無料で利用できるため、忘れそうな方は早めに手続きしておくのが安心。
キャンペーン利用時の注意点
「2ヶ月99円」や「3ヶ月無料」などのキャンペーンで登録した場合も、キャンペーン期間終了後は自動で月額980円の通常料金に切り替わる。継続しない場合はキャンペーン期間中に解約手続きをしておこう。
キャンペーン価格で登録した場合も、期間終了後は自動で月額980円に切り替わります。継続するつもりがなければ、期間中に解約手続きを済ませておきましょう。解約手続き後もキャンペーン期間の終了日までは利用できます。
解約後に知っておくべき注意点
ダウンロード済みの本は読めなくなる
Kindle Unlimitedで利用していた本は、解約後にライブラリから自動的に削除される。端末にダウンロード済みの本も読めなくなるため、読みかけの本がある場合は解約前に読み終えておくか、気に入った本は別途購入しておこう。
ハイライトやメモのデータは残る
Kindle Unlimited対象の本に付けたハイライトやメモは、解約後もAmazonのクラウドに保存されている。再度Kindle Unlimitedに登録するか、その本を個別に購入すれば、以前つけたハイライトやメモが復元される。読書データが消えるわけではないので安心してほしい。
再登録はいつでも可能
一度解約しても、いつでも再登録できる。再登録時にキャンペーン価格が適用されるケースもあるため、しばらく期間を空けてからお得なタイミングで復帰するのも賢い方法。解約から数ヶ月後に「3ヶ月99円」などの特別プランが表示されることもある。
Amazonアカウントは影響を受けない
Kindle Unlimitedの解約はサブスクリプションの停止であり、Amazonアカウント自体は残る。個別に購入済みのKindle本やAmazonの買い物履歴には一切影響しない。

解約前にやっておきたいこと
解約手続きをする前に、以下の準備をしておくと後悔しにくい。
- 読みかけの本を読み終える:解約後はKindle Unlimited対象の本が読めなくなるため、読みかけの本は先に読了しておく
- お気に入りの本をメモしておく:気に入った本のタイトルや著者名をメモしておけば、後から個別購入するときに探しやすい
- ハイライトをエクスポートする:「メモとハイライト」ページ(read.amazon.co.jp/notebook)から、ハイライトした内容をコピーして別途保存しておくと安心
- 次回の更新日を確認する:アカウントサービスの「メンバーシップおよびサブスクリプション」から次回の請求日を確認しておく
Kindle Unlimited以外の選択肢
Prime Reading(Amazonプライム会員向け)
Amazonプライム会員なら追加料金なしで利用できる「Prime Reading」がある。対象作品は数百冊程度とKindle Unlimitedより少ないが、プライム会費に含まれているため実質無料で利用できる。読書量が月に1冊以下ならPrime Readingで十分という方も多い。Kindle Unlimitedを解約してもPrime Readingは引き続き利用できる。
楽天マガジン
楽天Koboが提供する雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」は月額418円(税込)で1,600誌以上の雑誌が読み放題。Kindle Unlimitedの雑誌ラインナップに満足できなかった方は試してみる価値がある。楽天ポイントが使えるのも楽天経済圏のユーザーにはメリット。
図書館の電子書籍サービス
記事執筆時点では、多くの公共図書館が電子書籍の貸し出しサービスを提供している。図書館カードがあれば無料で電子書籍を借りられるため、コストをゼロに抑えたい方にはおすすめ。人気作品は予約待ちになることもあるが、費用がかからないのは大きなメリット。
Audible(オーディオブック)
「読む」ではなく「聴く」スタイルの読書サービスがAmazonのAudible。月額1,500円で対象作品が聴き放題になる。通勤中やランニング中など手が離せない場面で活用でき、Kindleとは異なるシーンで読書量を増やせる。プロのナレーターによる朗読なので聴きやすさも抜群。

解約を迷っているときの判断基準
直近の読書量を振り返る
Kindle Unlimitedは月額980円なのでビジネス書1冊分の価格。月に1冊以上読んでいるなら元は取れている計算になる。「最近全然読んでいないな」と感じたら、まずは直近3ヶ月の読書量を振り返ってみよう。月に1冊未満の状態が続いているなら、一度解約して読みたくなったときに再登録する方が経済的。
読みたい本がラインナップにあるか確認する
読みたい本がKindle Unlimited対象に含まれていないケースが続くなら、個別購入に切り替えた方がコスパが良い場合もある。対象作品のラインナップは随時変わるため、自分の読書傾向とマッチしているか定期的にチェックしてみよう。
「一時休止」機能はない
Kindle Unlimitedにはサブスクリプションの一時停止機能がない。使わない月も月額料金が発生するため、読書しない期間が続くなら思い切って解約するのがベスト。再登録は簡単にできるし、再登録時にキャンペーン価格が適用されることもあるので、必要なときだけ利用するスタイルも賢い選択。
よくある質問(Q&A)
Q. 解約したのに課金された場合はどうする?
更新日前に解約手続きが完了していなかった可能性があります。Amazonカスタマーサービスに問い合わせれば、状況に応じて返金対応してもらえることがあります。
Q. 解約と退会は違う?
Kindle Unlimitedの「解約」はサブスクリプションの停止であり、Amazonアカウント自体は残ります。Amazonアカウントを完全に削除する「退会」とは異なるので混同しないようにしましょう。
Q. 月の途中で解約しても日割り返金はある?
基本的に日割り返金はありません。解約手続き後も次の更新日までは利用できるので、残りの期間を有効活用しましょう。
Q. 解約を忘れて課金された場合は?
Amazonカスタマーサービスに連絡すれば、利用状況によっては返金対応してもらえるケースがあります。ただし対応は個別判断のため、解約忘れを防ぐのが一番の対策です。
Q. 解約後に再登録したらデータは復元される?
ハイライトやメモのデータはクラウドに保存されているため、再登録後に対象作品をライブラリに追加すれば以前のデータが復元されます。
まとめ
Kindle Unlimitedの解約はブラウザから数分で完了する簡単な手続き。KindleアプリやAmazonアプリからは解約できない点と、解約後も更新日までは利用できる点をしっかり覚えておこう。損しないタイミングは「思い立ったらすぐ手続き」が正解。解約前には読みかけの本を読了し、ハイライトのエクスポートもしておくと安心。再登録はいつでも可能なので、読書量が減った時期には一時解約するのも賢い使い方。解約後も管理画面で手続き完了を確認しておくことを忘れずに。
解約手順の詳細はAmazon公式ヘルプで確認できる。Kindle関連の最新情報はKindle Unlimited公式ページもチェックしてみてほしい。

