紙の本なら付箋を貼って気になるページに戻れますが、電子書籍ではどうすればいいのか迷った経験はないでしょうか。
電子書籍には「しおり(ブックマーク)」「ハイライト」「メモ」といった便利な機能が備わっており、紙の付箋よりも効率的にページを管理できます。使いこなせば読書の質が格段に上がります。
この記事では、KindleアプリやKindle端末、楽天Koboアプリでの付箋・ブックマーク機能の使い方を具体的に解説します。ビジネス書の要点整理や勉強用の参考書管理にも役立つテクニックを紹介するので、ぜひ活用してください。

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電子書籍の付箋・ブックマーク機能とは?
電子書籍における「付箋」機能は、大きく3つに分類されます。それぞれの役割を理解しておくと、場面に応じて使い分けられるようになります。
しおり(ブックマーク)
読みかけのページや後で読み返したいページに目印をつける機能です。紙の本でいう「しおりを挟む」動作と同じ感覚で使えます。複数のページにしおりをつけることも可能で、一覧から好きなページにすぐジャンプできます。
ハイライト
文章の一部を色付きでマーキングできる機能です。大事なフレーズや覚えておきたい箇所を目立たせるのに使います。複数の色を使い分けて「重要度」や「カテゴリ」で分類することもできます。
メモ
特定の箇所に自分のコメントを書き残せる機能です。読んで感じたこと、疑問点、アクションプランなどをその場で記録できます。後から一覧で振り返れるため、読書ノートの代わりにもなります。
しおりは「ページ単位」、ハイライトは「文章単位」、メモは「自分の思考の記録」。この3つを組み合わせると、読書の振り返りが飛躍的にラクになります。
Kindleでの付箋・ブックマーク管理方法
Kindleは付箋関連の機能がもっとも充実しているサービスの一つです。アプリ版と端末版で若干操作が異なるため、それぞれ解説します。
しおりの付け方(Kindleアプリ)
読書中に画面右上をタップすると、しおりアイコンが表示されます。タップするとそのページにしおりが追加されます。しおりを外したいときは、同じアイコンを再度タップすれば解除できます。
追加したしおりは「しおり一覧」から確認でき、タップすると該当ページに直接移動できます。
しおりの付け方(Kindle Paperwhite)
Kindle Paperwhiteでは画面右上をタップするとしおりメニューが開きます。「しおりをつける」「しおりを外す」「しおりページ移動」の3つの操作が可能です。E-Inkディスプレイでも操作は直感的で、スムーズに使えます。
ハイライトの使い方
マーキングしたい文章を長押しして選択範囲を指定し、表示されるメニューから「ハイライト」を選びます。色は4種類(黄・青・ピンク・オレンジ)から選べるため、用途別に色分けするのがおすすめです。
たとえば、黄色は「重要な事実」、ピンクは「アクションプラン」、青は「引用候補」といったルールを決めておくと、後から効率的に振り返れます。
「メモとハイライト」でまとめて管理
Kindleのハイライトとメモは、Amazonの「メモとハイライト」ページ(read.amazon.co.jp/kp/notebook)でまとめて閲覧できます。PCのブラウザからアクセスすれば、コピー&ペーストも可能です。
読書ノートを作る際や、ブログ・レポートの参考資料として引用を整理したいときに非常に便利な機能です。


楽天Koboでの付箋・ブックマーク管理方法
楽天Koboにもしおりやハイライト機能が備わっています。Kindleとは操作方法が少し異なるため、ポイントを押さえておきましょう。



しおり機能
楽天Koboアプリでは、読書中のページが自動的に記録されるため、アプリを閉じても前回の続きからすぐに読み始められます。手動でしおりを追加したい場合は、画面上部のメニューからしおりアイコンをタップします。
ハイライトとメモ
テキストを長押しして範囲を選択すると、ハイライトやメモを追加できます。ハイライトの色も複数から選択可能です。追加したハイライトやメモは「注釈」メニューからまとめて確認できます。
コレクション機能で本棚を整理
楽天Koboには「コレクション」機能があり、購入した電子書籍をテーマ別に分類できます。「ビジネス書」「趣味の本」「読了済み」といったフォルダを作っておくと、本棚がスッキリ整理されます。
これらの機能は、楽天Koboの専用リーダー端末でも同じように使えます。アプリではなく読書専用の端末でじっくり読みたい方は、Koboシリーズも選択肢に入ります。
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機能を知っているだけでは使いこなせません。実際の読書で効果を発揮するコツを紹介します。
ハイライトの色にルールを決める
色分けのルールをあらかじめ決めておくと、後から「何のためにマーキングしたか」が一目でわかります。たとえばビジネス書なら以下のような分け方がおすすめです。
- 黄色:重要な事実やデータ
- ピンク:すぐに実践したいアクションプラン
- 青:他の人に共有したい名言・フレーズ
- オレンジ:疑問点・後で調べたいこと
ハイライトは「1ページに1〜2か所」が目安
あれもこれもハイライトしてしまうと、後から見返したときに「どこが本当に大事だったか」がわからなくなります。「このページで一番重要なのはどこか?」と自分に問いかけながら厳選するのが効果的です。
メモは「行動」と「感想」に分ける
メモを書く際は「次にやること(行動)」と「感じたこと(感想)」を分けて書くと、後から活用しやすくなります。行動メモは読了後のToDoリストに直結するため、読書を実生活に活かす橋渡しになります。
ハイライトやメモのデータは、サービスに紐づいたアカウントに保存されます。アカウントを削除すると全てのデータが消えてしまうため、大切なメモは定期的にエクスポート(コピー)しておくことをおすすめします。
その他の電子書籍サービスの付箋機能
BookLive(ブックライブ)
BookLive(ブックライブ)アプリでもしおり機能が利用可能です。読書中に画面をタップしてメニューを表示し、しおりアイコンをタップするだけで追加できます。追加したしおりは一覧から管理できます。



ebookjapan
ebookjapanアプリでは、ページにしおりをつけて後からすぐにアクセスできる機能が搭載されています。漫画がメインのストアですが、小説やビジネス書にも対応しています。
コミックシーモア
コミックシーモアの本棚アプリにもしおり機能があります。漫画に特化したストアのため、シリーズ物の既読管理と組み合わせて使うと便利です。



読書ノートとの連携テクニック
付箋機能で集めたハイライトやメモを、読書ノートとして整理する方法も紹介します。
Kindleの「メモとハイライト」からコピー
ブラウザでAmazonの「メモとハイライト」ページにアクセスし、必要な部分をコピーして読書ノートアプリ(Notion、Evernoteなど)に貼り付けます。書籍ごとにハイライトがまとまっているため、整理の手間が少なく済みます。
デジタルで集めたハイライトを、あらためて紙の読書ノートに書き写している方もいます。書き写す過程で内容を要約することになるため、記録が自分の言葉に変わっていきます。
読書管理アプリと組み合わせる
ブクログや読書メーターなどの読書管理アプリに、ハイライトから抽出した感想やメモを登録しておくと、読んだ本の記録と学びの記録を一元管理できます。
よくある質問(Q&A)
Q. ハイライトのデータは機種変更しても引き継がれる?
KindleもKoboも、ハイライトやメモのデータはクラウドに保存されているため、同じアカウントでログインすれば新しい端末でもデータが引き継がれます。
Q. ハイライトできない本があるのはなぜ?
一部の書籍では出版社の設定によりハイライトやコピーが制限されています。これはDRM(デジタル著作権管理)による制限で、ユーザー側で解除することはできません。
Q. 付箋機能は漫画でも使える?
しおり(ブックマーク)は漫画でも使えますが、テキストのハイライトやメモは画像ベースの漫画では利用できないことが多いです。
Q. ハイライトの数に上限はある?
Kindleでは1冊の書籍に対するハイライト数に明確な上限は設けられていませんが、コピー制限は書籍ごとに設定されています。通常の読書で使用する範囲であれば、ハイライトの数を気にする必要はありません。
まとめ|付箋機能を使いこなして読書の質を上げよう
電子書籍の付箋・ブックマーク機能は、読書を「読みっぱなし」から「学びの蓄積」に変えてくれる強力なツールです。しおり、ハイライト、メモの3つを場面に応じて使い分けることで、紙の本にはない効率的な読書が実現できます。
特にKindleの「メモとハイライト」機能は、ブラウザからまとめて閲覧・コピーできるため、読書ノート作成との相性が抜群です。まだ使ったことがない方は、次の1冊からぜひ試してみてください。


参考リンク:



