楽天Koboから登場した初のカラー対応電子書籍リーダー「Kobo Libra Colour」。7インチのカラーE Inkディスプレイを搭載し、物理ページめくりボタンや防水機能まで備えた意欲的なモデルとして注目を集めている。
「カラーで漫画が読めるって本当?」「Kindle Paperwhiteと比べてどうなの?」そんな疑問を抱えている方のために、実際のユーザーの口コミや評判をもとにメリット・デメリットを丁寧に解説していく。

Kobo Libra Colourの基本スペック
まずはKobo Libra Colourの主要スペックを押さえておこう。
- ディスプレイ:7インチ カラーE Ink Kaleido 3タッチスクリーン
- 解像度:白黒300ppi / カラー150ppi
- ストレージ:32GB
- 重量:約199g
- 防水:IPX8対応
- ページめくり:物理ボタン搭載
- スタイラス対応:Kobo Stylus 2で手書きメモ可能
- カラー表示:4,096色
価格は税込34,800円(記事執筆時点・詳細は楽天Kobo公式サイトで確認を推奨)。カラー非対応のKobo Clara BWが19,900円なので、カラー機能とページめくりボタンにどれだけ価値を感じるかがポイントになる。
32GBの容量があれば、テキスト主体の書籍なら約27,000冊、コミックなら約540冊を保存できます。microSDカードには非対応なので、大量にコミックを入れたい方は容量管理が必要です。
良い口コミ・評判
カラー表示で読書体験が広がる
Kobo Libra Colour最大の魅力は、やはりカラーE Inkディスプレイ。カラーイラストが含まれるライトノベルや、表紙・挿絵のある実用書を読むときに「白黒では味わえない情報量」を感じられるという声が多い。
雑誌やカラーページのある漫画でも、紙に近い落ち着いた発色で目が疲れにくいのが特徴。スマホやタブレットのバックライトが苦手な方には、E Inkのカラー表示はちょうどいい選択肢になる。
物理ページめくりボタンが快適
タッチスワイプだけでなく、本体側面の物理ボタンでページ送り・戻しができる点も高評価。電車の中で片手持ちしながら読むときや、お風呂で濡れた手を画面に触れたくないときに重宝する。
口コミでは「ページ送りのレスポンスが速く、紙の本をめくるのと遜色ないスピード感」という声もあり、快適な読書体験が得られる。
防水機能で場所を選ばない
IPX8等級の防水性能を備えており、お風呂やプールサイドでも安心して使える。水没させても故障しない耐久性があるため、半身浴をしながらじっくり読書を楽しむ人からの支持が厚い。

楽天ポイントが貯まる・使える
楽天Koboは楽天経済圏の一部なので、電子書籍の購入で楽天ポイントが貯まり、支払いにも使える。SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象にもなっているため、楽天カードや楽天モバイルを使っている方はポイント還元率がさらにアップする。
気になる口コミ・デメリット
カラー表示の発色はタブレットほどではない
カラーE Inkの発色は、iPadやFireタブレットのような鮮やかさとは異なる。パステル調の淡い色味で、写真集やフルカラー漫画をガッツリ楽しみたい方には物足りなさを感じるかもしれない。
カラー時の解像度も150ppiに下がるため、細かい文字や繊細なイラストでは白黒表示の300ppiに比べてやや粗さが出る。あくまで「モノクロに色がプラスされた」程度の認識で使うのが満足度を高めるコツ。
ページ送り時の残像(ゴースト)
E Ink端末共通の課題として、ページ送り時に前のページの残像が一瞬見えることがある。定期的にリフレッシュ(画面全体を黒く反転させてクリアにする処理)が入るため、「画面がチカチカする」と感じる方もいる。
ただし、小説やビジネス書のようなテキスト中心のコンテンツではほとんど気にならないレベル。漫画の見開き表示で多少目立つ程度という声が多い。
価格がやや高め
カラー非対応のKobo Clara BWが19,900円であるのに対し、Kobo Libra Colourは34,800円(記事執筆時点)。約15,000円の価格差をカラー表示と物理ボタンに見出せるかは、読む本のジャンルやライフスタイルによるところが大きい。
どんな人に向いている?
おすすめできる人
- ライトノベルや実用書のカラーイラストも楽しみたい方
- 物理ボタンでのページめくりに魅力を感じる方
- お風呂やアウトドアで読書したい方
- 楽天経済圏を活用してポイントを貯めたい方
- スタイラスで手書きメモを取りながら読みたい方
慎重に検討したほうがよい人
- フルカラー漫画や写真集をメインで読む方(タブレットのほうが満足度が高い)
- コストを抑えたい方(モノクロ端末のほうが安価)
- Kindle書籍をメインで購入している方(Kindle端末のほうが相性がよい)

Kobo Libra ColourとKindle Paperwhiteの違い
電子書籍リーダー選びで比較されやすいのがKindle Paperwhite。主な違いをまとめると以下の通り。
- カラー表示:Kobo Libra Colourは対応、Kindle Paperwhiteは非対応
- 物理ボタン:Kobo Libra Colourはあり、Kindle Paperwhiteはなし
- スタイラス対応:Kobo Libra Colourは対応、Kindle Paperwhiteは非対応
- 書籍ストア:Koboは楽天Koboストア、KindleはAmazon Kindleストア
- 防水:どちらもIPX8対応
「楽天ポイントを貯めたい」「カラーやペン入力が欲しい」ならKobo Libra Colour、「Amazonで買い物もまとめたい」「品揃えの多さ重視」ならKindle Paperwhiteという選び方がわかりやすい。
電子書籍リーダーは一度購入すると長く使うもの。普段どのストアで本を買っているかをベースに選ぶと後悔しにくいです。
よくある質問
Q. Kobo Libra Colourでカラー漫画はきれいに読める?
E Inkのカラー表示なので、iPadのような鮮やかさはないが、表紙やカラーページの雰囲気は十分伝わるレベル。白黒よりも情報量は確実に増えるので、ライトノベルの挿絵やビジネス書のグラフなどは見やすくなる。
Q. バッテリーはどのくらい持つ?
公称では数週間持つとされている。実際にはWi-Fi接続の頻度や明るさ設定によって変わるが、毎日1〜2時間の読書なら2〜3週間は充電なしで使えるという声が多い。
Kobo Libra Colourを使いこなすためのヒント
読書環境に合わせた画面設定
Kobo Libra ColourにはComfortLight PROという暖色系のフロントライトが搭載されている。就寝前の読書ではブルーライトを低減するモードに切り替えると、目への負担を軽くしながら快適に読める。
また、フォントサイズや行間、余白の調整も細かく設定できるので、自分に合った読書環境を作り込むことが可能。テキスト主体の本と漫画では最適な設定が異なるため、ジャンルごとにプリセットを作っておくと便利。
スタイラスの活用シーン
別売りのKobo Stylus 2を使えば、電子書籍にマーカーを引いたり手書きメモを書き込んだりできる。ビジネス書や資格試験の参考書を読むときに特に重宝する機能で、紙の本に書き込む感覚に近い使い心地が得られる。
メモはKobo端末内に保存されるため、後から見返すのも簡単。ただし、メモの外部エクスポート機能には制限があるので、本格的なノートテイキングには別途ノートアプリと組み合わせる工夫が必要。

楽天Koboストアの便利な使い方
楽天Koboストアでは、お気に入り登録した作品がセール対象になると通知が届く機能がある。気になる作品をあらかじめお気に入りに入れておけば、値下げのタイミングを逃さずに購入できる。
また、楽天ブックスと楽天Koboは別のサービスだが、楽天ポイントはどちらでも貯まる・使えるので、紙の本と電子書籍を使い分けたい方にも便利。楽天カードでの支払いならさらにポイントが上乗せされる。
購入前に確認しておきたいこと
自分の読書スタイルを振り返る
電子書籍リーダーは「どこで」「何を」「どのくらい」読むかによって最適な端末が変わる。通勤電車で片手読みが多いなら軽量なモデル、お風呂で読むなら防水対応、漫画メインなら大画面が向いている。
Kobo Libra Colourはカラー表示・物理ボタン・防水・スタイラス対応と多機能なので、幅広い読書スタイルに対応できるが、そのぶん価格も高め。自分にとって本当に必要な機能を見極めてから購入を決めるのがよい。
購入前に楽天Koboの無料アプリ(iOS/Android)で電子書籍の読書体験を試してみるのもおすすめです。ストアの品揃えや読みやすさを事前に確認できます。
楽天セールのタイミングを狙う
Kobo端末は楽天スーパーSALEやお買い物マラソン期間中に値引きされることがある。急がないなら、セール時期を狙って購入すると数千円お得になる場合がある。楽天市場のセールカレンダーをチェックしておこう。
まとめ
Kobo Libra Colourは、E Inkの目にやさしい表示にカラーをプラスした、楽天Koboのフラッグシップモデル。物理ページめくりボタンや防水機能、スタイラス対応と機能面は充実しており、幅広い読書スタイルに対応できる。
カラー発色はタブレットほどの鮮やかさはないものの、ライトノベルの挿絵や実用書のカラー図解を楽しむには十分。楽天経済圏を活用している方なら、ポイント還元のメリットも大きいので、電子書籍リーダーの買い替え・新規購入を検討しているなら候補に入れてみてほしい。
関連リンク:楽天Kobo公式 – Kobo Libra Colour / マイベスト – Kobo Libra Colourレビュー


