月額料金を払えば対象の本が読み放題になるサブスクリプションサービスは、読書量が多い方にとって非常にお得な選択肢です。しかし、サービスごとに対象作品のジャンルや冊数が大きく異なるため、自分の読書スタイルに合わないサービスを選んでしまうと「読みたい本がない」と感じてしまうことも。
この記事では、主要な電子書籍読み放題サービスを徹底比較し、「漫画をたくさん読みたい」「ビジネス書を効率的にインプットしたい」「雑誌を幅広くチェックしたい」など、用途別のおすすめプランを紹介します。

主要な読み放題サービスの基本情報
まずは主要サービスの月額料金と対象冊数を一覧で比較しましょう。
| サービス名 | 月額料金(税込) | 対象冊数 | 得意ジャンル | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|
| Kindle Unlimited | 980円 | 500万冊以上 | 小説・ビジネス書・漫画 | 30日間 |
| コミックシーモア読み放題フル | 1,480円 | 22万冊以上 | 漫画(BL・TL含む) | 7日間 |
| コミックシーモア読み放題ライト | 780円 | 5万冊以上 | 漫画 | 7日間 |
| BOOK WALKER読み放題 | 836円 | 数千冊 | ラノベ・漫画 | 14日間 |
| ブック放題 | 550円 | 4万冊以上 | 漫画・雑誌 | 1か月 |
| 楽天マガジン | 572円 | 1,200誌以上 | 雑誌専門 | 31日間 |
| dマガジン | 580円 | 1,200誌以上 | 雑誌専門 | 31日間 |
対象冊数が多いからといって、自分が読みたい本がたくさん入っているとは限りません。Kindle Unlimitedの500万冊にはインディーズ作品や洋書も含まれているため、数字だけで判断するのは危険です。
用途別おすすめサービス
漫画をたくさん読みたい → コミックシーモア読み放題フル
漫画の読み放題でもっとも充実しているのが、コミックシーモア読み放題フルプランです。22万冊以上という対象作品数は、漫画読み放題サービスの中でも豊富なラインナップです。
少年漫画・少女漫画・青年漫画はもちろん、BL・TL・大人向け漫画のラインナップが非常に豊富なのが他社との大きな差別化ポイントです。NTTグループが運営しているため、安心感もあります。
予算を抑えたい場合は、月額780円のライトプランも用意されています。対象作品は5万冊以上と少なくなりますが、人気作品の取り扱いは十分で、お試しには最適です。
ビジネス書・小説を幅広く読みたい → Kindle Unlimited
活字系の書籍を中心に読みたいなら、Kindle Unlimitedが最適です。月額980円で500万冊以上が読み放題になり、ビジネス書、自己啓発書、小説、実用書など幅広いジャンルをカバーしています。
特にビジネス書のラインナップは充実しており、話題の新刊が読み放題対象に入ることも珍しくありません。月に2〜3冊のビジネス書を読めば、すでに月額料金の元が取れる計算になります。

ラノベを読みまくりたい → BOOK WALKER読み放題
ライトノベル好きにとって、BOOK WALKERの読み放題は外せない選択肢です。KADOKAWAの直営サービスだけあり、KADOKAWA系列のラノベが豊富にラインナップされています。月額836円でラノベの世界を満喫でき、漫画も一部含まれています。
雑誌をチェックしたい → 楽天マガジン
雑誌を中心に読みたいなら、月額572円でコスパ抜群の楽天マガジンがおすすめです。ファッション、ビジネス、グルメ、趣味など幅広いジャンルの雑誌を1,200誌以上読むことができます。年額プランなら3,960円(月あたり330円)とさらにお得です。
ドコモユーザーなら月額580円のdマガジンも候補になります。楽天マガジンと取り扱い誌数はほぼ同等で、dポイントが使えるのがメリットです。
とにかく安く始めたい → ブック放題
月額550円で漫画と雑誌の両方が読める「ブック放題」は、コスパ重視の方に向いています。対象冊数は4万冊以上で、少額で手軽に読み放題を体験してみたい方に最適です。無料期間も1か月と長めに設定されています。
読み放題サービスで元を取るためのコツ
コツ1:無料体験期間を活用する
ほとんどの読み放題サービスには無料体験期間が用意されています。まずは無料期間中にどれだけ読みたい本があるかを確認し、月額料金の価値があるかを判断しましょう。
特にKindle Unlimitedの30日間無料体験は、じっくり試すのに十分な期間です。気になる本をリストアップしておき、無料期間中に集中的に読むのが効率的です。
コツ2:「月に何冊読めば元が取れるか」を計算する
読み放題の元を取れるかどうかは、月に何冊読むかで決まります。目安として計算してみましょう。
- Kindle Unlimited(月額980円):ビジネス書1冊(1,500円前後)を読めば元が取れる
- コミックシーモア読み放題フル(月額1,480円):漫画3〜4冊(1冊400〜500円)で元が取れる
- 楽天マガジン(月額572円):雑誌1冊(600〜1,000円)で元が取れる
このように見ると、読み放題サービスの元を取るハードルは意外と低いことがわかります。
コツ3:読みたい本がなくなったら解約する
読み放題サービスは、読みたい本がある時期に契約し、一通り読み終えたら解約するという使い方もありです。ほとんどのサービスは解約手続きが簡単で、再契約もいつでも可能です。無理に契約を続ける必要はありません。
Kindle Unlimitedは年に数回、2か月99円や3か月199円といった大幅割引キャンペーンを実施しています。このタイミングで始めると、さらにお得に読み放題を体験できます。
読み放題サービスの注意点
対象作品は入れ替わる
読み放題の対象作品は定期的に入れ替わります。今月読み放題対象だった本が、来月には対象外になっていることもあります。読みたい本を見つけたら、先延ばしにせず早めに読んでおくのが賢い使い方です。
最新刊は対象外のことが多い
話題の新刊や大人気作品の最新巻は、読み放題対象に含まれないケースがほとんどです。最新刊を発売日に読みたい場合は、個別に購入する必要があります。
同時利用台数に制限がある
Kindle Unlimitedの場合、同時にダウンロードできるのは20冊までです。20冊に達した状態で新しい本を追加するには、いずれかの本を返却する必要があります。
読み放題で読んだ本は、サービスを解約すると読めなくなります。手元に残しておきたい本は、読み放題で読んだ後に買い切りで購入しておくのがおすすめです。
複数の読み放題サービスを併用するのはあり?
結論からいうと、ジャンルが異なるサービスを2つ組み合わせるのは効果的です。たとえば「Kindle Unlimited(ビジネス書中心)+楽天マガジン(雑誌)」の組み合わせなら、月額1,398円で書籍も雑誌もカバーできます。
一方で、似たジャンルのサービスを2つ契約するのは無駄が多いため、避けた方がよいでしょう。

まとめ:まずは無料体験から始めよう
電子書籍の読み放題サービスは、自分の読書スタイルに合ったものを選べば非常にコスパが高い仕組みです。漫画ならコミックシーモア、ビジネス書ならKindle Unlimited、雑誌なら楽天マガジンと、用途に応じて最適なサービスが異なります。
どのサービスも無料体験期間が用意されているため、リスクなしで試すことが可能です。まずは気になるサービスに登録して、無料期間中にどれだけ読みたい本があるかを確認してみてください。
各サービスの詳しい比較は、オリコンの漫画読み放題サブスク比較が参考になります。漫画読み放題の最適解についてはbranc.jpの漫画読み放題比較記事でも詳しく解説されています。雑誌読み放題の比較はマイベストの雑誌読み放題サブスク比較特集が網羅的です。


