「電子書籍ストアは1つに絞るべき?それとも複数使ったほうがいいの?」という疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
結論からいうと、電子書籍ストアは複数を使い分けるほうがメリットが大きいです。各ストアには得意なジャンルやお得なキャンペーンがあり、1つのストアだけでは取りこぼしが発生してしまいます。
この記事では、複数ストアを使い分けるメリット・デメリットを整理したうえで、ジャンル別のおすすめ組み合わせと管理のコツを紹介します。

複数ストアを使い分ける5つのメリット
1. 初回クーポンをストアごとに使える
各ストアの初回クーポンは、そのストアで初めて利用する方限定の特典です。つまり、3つのストアに登録すれば、3回分の初回クーポンが手に入ります。
たとえば、BookLiveの初回70%OFFクーポン、ebookjapanの初回70%OFFクーポン(6回利用可能)、DMMブックスの初回90%OFFクーポンを順番に使えば、最初の数十冊をかなり安く手に入れることが可能です。
2. ストアごとのキャンペーンを活用できる
各ストアは独自のキャンペーンやセールを不定期に開催しています。複数のストアを利用していれば、どこかしらでキャンペーンが開催されている状態になるため、お得に買えるタイミングが増えます。
3. ジャンルごとに最適なストアを選べる
漫画に強いストア、ビジネス書に強いストア、ラノベに強いストアなど、得意分野は各社で異なります。ジャンルに合わせて使い分けることで、品揃えと価格の両面で満足度が高まります。
4. サービス終了リスクを分散できる
万が一いずれかのストアがサービスを終了しても、蔵書が複数のストアに分散されていれば、全冊を失うリスクを回避できます。
5. 本棚がジャンル別に整理される
「漫画はebookjapan」「ビジネス書はKindle」のように分けておくと、各ストアの本棚が自然とジャンルごとに整理されます。1つのストアに雑多に蔵書が溜まるよりも、管理がしやすくなるというメリットがあります。
使い分けの基本は「ジャンルで分ける」こと。シリーズ作品は同じストアで購入し続けるのがMyルールとして効果的です。
使い分けのデメリットと対策
デメリット1:管理が煩雑になる
「あの本はどのストアで買ったっけ?」と混乱することがあります。対策としては、スマホのメモアプリやスプレッドシートで「ストア×ジャンル」の一覧表を作っておくと迷わなくなります。
デメリット2:ポイントが分散する
複数のストアに購入が分散すると、各ストアで貯まるポイントも少額になりがちです。対策としては、メインストアを1〜2つ決めて、普段使いはそこに集中させることで、ポイントの分散を抑えられます。
デメリット3:アプリの数が増える
ストアごとに専用アプリが必要なため、スマホのホーム画面がアプリだらけになる可能性があります。「読書」や「電子書籍」などの名前でフォルダを作り、漫画アプリと電子書籍アプリをまとめておくと整理しやすくなります。タブレットを使っている方は、iPadのスプリットビューなどで2つのアプリを並べて使うこともできます。

ジャンル別おすすめの組み合わせ
漫画メインで読む方向けの組み合わせ
- メイン:ebookjapan(PayPayポイント還元・漫画の品揃え豊富・週末キャンペーンが強い)
- サブ:まんが王国(ダブル還元でお得・無料試し読みの充実度が高い)
- 読み放題:コミックシーモア読み放題(月額1,480円の読み放題フルでBL・TL・女性向けも充実)
ビジネス書・小説がメインの方向けの組み合わせ
- メイン:Kindleストア(700万冊以上の品揃え・日替わりセール・Kindle Unlimited対応)
- サブ:honto(紙と電子を一元管理・丸善ジュンク堂との連携)
- 読み放題:Kindle Unlimited(月額980円で幅広いジャンルの書籍が読み放題)
楽天ユーザー向けの組み合わせ
- メイン:楽天Kobo(SPU連携で高還元率・600万冊以上の品揃え)
- サブ:BookLive(初回70%OFFクーポン・毎日クーポンガチャ)
- 漫画特化:Amebaマンガ(初回100冊50%還元クーポンで漫画のまとめ買いに最適)
ラノベ・アニメ好き向けの組み合わせ
- メイン:BOOK WALKER(KADOKAWA直営・ラノベの品揃えと読み放題が充実)
- サブ:Kindleストア(他出版社のラノベや一般小説をカバー)
使い分けを成功させる3つのマイルール
ルール1:シリーズ作品は1つのストアに統一する
同じシリーズの続刊を別のストアで買ってしまうと、読み返すときに非常に面倒です。シリーズ作品は最初に購入したストアで最後まで買い続けるのが基本ルールです。
ルール2:メインストアを1つ決める
どのジャンルにも当てはまらない本や、迷ったときに使う「メインストア」を1つ決めておきましょう。ポイントの集約先にもなるため、普段使いの経済圏に合わせるのがおすすめです。
ルール3:管理表を作って記録する
スマホのメモアプリやGoogleスプレッドシートに「どのストアで何を買ったか」を記録しておくと、後から探す手間がなくなります。面倒に感じるかもしれませんが、10冊を超えたあたりから「記録しておいてよかった」と実感するはずです。

使い分けを始めるときの具体的な手順
ステップ1:まず自分の読書スタイルを把握する
直近1か月で「どんなジャンルの本を何冊読んだか」を振り返ってみましょう。漫画が多いのか、ビジネス書が多いのか、小説が多いのかによって最適なストアの組み合わせが変わります。
ステップ2:メインストアを1つ決める
もっとも利用頻度が高くなるストアをメインに決めます。楽天ユーザーなら楽天Kobo、PayPayユーザーならebookjapan、Amazonをよく使うならKindleストアが自然な選択です。メインストアにポイントを集約することで、還元のメリットを最大化できます。
ステップ3:サブストアの初回クーポンを活用する
メインストアを決めたら、サブストアの初回クーポンを使ってまとめ買いしてみましょう。ebookjapanの初回70%OFF、BookLiveの初回70%OFF、DMMブックスの初回90%OFFなど、お得な初回特典を順番に活用していくと、最初の数十冊をかなり安く揃えられます。
ステップ4:管理ルールを決める
「漫画はebookjapan」「ビジネス書はKindle」のようにジャンル分けのルールを決めて、スマホのメモアプリに書いておきましょう。ルールが明確であれば、「どこで買おう?」と迷う時間がなくなります。
よくある質問(Q&A)
Q. 複数ストアのアカウントを一括管理できるアプリはありますか?
A. 残念ながら、複数の電子書籍ストアのアカウントを一元管理できる公式アプリは存在しません。ブクログや読書メーターなどの読書管理アプリで「どの本をどこで買ったか」を記録するのが現実的な方法です。
Q. 使い分けるストアの数は何個が適切ですか?
A. 管理のしやすさを考えると、2〜3ストアが現実的です。「メインストア+サブストア+読み放題サービス」の3つを軸にするのがバランスのよい使い方になります。5つ以上になると管理が煩雑になりやすいため、注意が必要です。
Q. 同じ本を複数のストアで購入してしまったらどうなりますか?
A. 基本的に返品はできません。各ストアの購入履歴は独立しているため、二重購入を検知する仕組みもありません。購入前に管理表をチェックする習慣をつけておくと、二重購入のミスを防げます。
Q. ストアごとに購入した本の数に差が出てきたらどうすればよいですか?
A. 差が出ること自体は問題ありません。むしろ、メインストアに多くの本が集まり、サブストアは特定ジャンルだけという形が自然です。大切なのは「どのストアに何を置いているか」を自分で把握できていることです。
Q. 引っ越しや機種変更でストアの使い分けに影響はありますか?
A. 電子書籍はアカウントに紐づいて管理されているため、引っ越しや機種変更で蔵書が失われることはありません。新しい端末で各ストアのアプリをインストールし、同じアカウントでログインすれば、どのストアの本もこれまでどおり読めます。複数ストアを使っている場合はログイン情報の管理だけ注意しておきましょう。
まとめ
電子書籍ストアの使い分けは、お得に買えるだけでなく、リスク分散や本棚の整理にもつながる賢い読書スタイルです。
- 初回クーポンは各ストアで1回ずつ使える(使わないともったいない)
- ジャンルごとにストアを分けるのが管理のコツ
- シリーズ作品は1つのストアに統一する
- まずは「メインストア+サブストア」の2つから始めるのがおすすめ
自分に合った組み合わせを見つけて、お得で快適な電子書籍ライフを楽しんでください。まずは気になる2つのストアに登録して、初回クーポンを活用するところから始めてみましょう。
各ストアの詳しい特徴や選び方は、電子書籍ストア比較ガイドでも解説しています。

