「電子書籍を読みながら、気になった箇所にサッと手書きでメモしたい」。そんな願いを叶えてくれるのがKindle Scribeです。
Kindle Scribeは11インチの大画面E-Inkディスプレイと付属のペンを組み合わせた、手書きメモ機能付きの電子書籍リーダーです。2026年6月に発売された新型モデルでは、カラー対応の「Kindle Scribe Colorsoft」も登場し、活用の幅がさらに広がりました。
この記事では、Kindle Scribeの手書きメモ機能の基本操作から、読書・ビジネスでの具体的な活用法まで詳しく解説します。

Kindle Scribeの手書きメモ機能とは
Kindle Scribeは読書中に付属のペンで画面に直接メモを書き込める機能を搭載しています。紙のノートに書くような自然な書き心地が特徴です。
使えるペンの種類と太さ
ペンの種類は「ペン」「万年筆」「サインペン」「鉛筆」の4種類から選べます。それぞれに5段階の太さが用意されており、用途に応じて使い分けが可能です。
さらに、「四角形」「丸」「三角形」「線」「矢印」の図形ツールも搭載されているため、フローチャートや図解を描く際にも活用できます。
付箋メモの書き方
読書中に気になった箇所をペンでマークすると、付箋メモが自動的に開きます。そこに手書きでメモを残せるため、思いついたことをすぐに書き留められます。テキスト入力では表現しにくい図やイラスト、矢印を使った関連付けなども自由自在です。
ノートブック機能
読書とは別に、白紙のノートブックを作成して自由に手書きできる機能もあります。会議のメモやアイデアスケッチ、ToDoリストなど、ノート代わりとして活用できます。テンプレートも複数用意されており、罫線ノートや方眼ノート、カレンダーなどから選べます。
Kindle Scribeのペンは充電不要の磁力式です。本体の側面にマグネットで吸着させておけるため、使いたいときにサッと取り出せます。
2026年新型モデルの進化ポイント
2026年6月10日に発売された新型Kindle Scribeシリーズは、従来モデルから大幅に進化しています。
3つのモデル展開
- Kindle Scribe(フロントライトなし):72,980円
- Kindle Scribe(フロントライト搭載):価格は公式サイトで確認
- Kindle Scribe Colorsoft(カラー対応):上位モデル
主な改良点
- クアッドコアチップ搭載で書き込みとページめくりが約40%高速化
- 本体の厚さ5.4mm、重量400gと薄型軽量化
- AI搭載のノート検索・要約機能
- Google Drive、Microsoft OneDrive、Microsoft OneNoteとの連携
- Colorsoftモデルでは色付きのメモ書きに対応
読書での活用法
読書ノートを本の中に直接作る
気になった箇所に付箋メモを残していけば、読了後には本の中に自分だけの読書ノートが完成します。ハイライトとメモを組み合わせることで、テキストのマーキングと手書きの思考整理を同時に行えます。
PDFに直接書き込む
Kindle ScribeではPDFファイルに直接ペンで書き込むことができます。論文やレポートを読みながらマーキングしたり、コメントを追記したりする使い方に適しています。書き込んだPDFはメールで共有することも可能です。
語学学習での活用
英語の電子書籍を読みながら、わからない単語の意味や発音をメモしておく使い方もおすすめです。辞書機能と手書きメモを組み合わせれば、効率的な語学学習ツールになります。

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会議メモ・議事録
ノートブック機能を使えば、会議中のメモを手書きで取ることができます。E-Inkディスプレイは目に優しく、バッテリーも長持ちするため、長時間の会議でも問題ありません。
クラウドサービスとの連携
新型モデルではGoogle Drive、Microsoft OneDrive、Microsoft OneNoteとの連携に対応しています。手書きメモをクラウドに自動同期させれば、PCやスマホからもメモを確認できます。
アイデアスケッチ・ブレインストーミング
図形ツールとフリーハンドを組み合わせれば、マインドマップやフローチャートを手書きで作成できます。アイデアを視覚的に整理したい場面で、紙のノートと同じ感覚で使えるのが強みです。
Kindle Scribeと他のデバイスの使い分け
iPadとの比較
手書きメモができるデバイスとしてiPad(Apple Pencil対応)も候補に挙がりますが、読書用途ではKindle Scribeのほうが目に優しいE-Inkディスプレイを搭載している点で優位です。iPadは多機能なぶんSNSや動画の誘惑がありますが、Kindle Scribeは読書とメモに特化しているため集中力が途切れにくいのが特徴です。
一方、カラー表示やマルチタスク機能が必要な方はiPadのほうが汎用性があります。用途に応じて使い分けるのが賢い選択です。
reMarkableとの比較
E-Inkの手書きノートデバイスとしてはreMarkableも人気があります。reMarkableはノート機能に特化しており、書き心地の良さで定評があります。一方、Kindle Scribeはノート機能に加えてKindleの電子書籍が読めるという圧倒的な強みがあります。読書+メモを1台で済ませたいならKindle Scribe、純粋にノートとして使いたいならreMarkableが適しています。
読書スタイル別おすすめの使い分け
- 通勤電車での読書:Kindle Paperwhite(軽量・コンパクト)
- お風呂での読書:Kindle Paperwhite(防水対応)
- 勉強や仕事の読書:Kindle Scribe(手書きメモ可能)
- 漫画やカラー本の閲覧:タブレット(カラー表示)
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1台で全部をまかなうより、用途ごとに端末を分けたほうが結果的に快適という声も多く聞かれます。持ち歩き用にコンパクトな端末を1台持っておくと、Kindle Scribeは自宅・オフィス専用として割り切れます。
Kindle Scribeの注意点
価格が高め
フロントライトなしモデルでも72,980円と、Kindle Paperwhite(27,980円〜)と比べるとかなり高額です。「手書きメモ機能を日常的に使うかどうか」を慎重に検討してから購入することをおすすめします。
読書専用なら他の選択肢もある
手書きメモ機能を使わず、純粋に読書だけが目的なら、Kindle PaperwhiteやKobo端末のほうがコスパに優れています。手書き機能に魅力を感じるかどうかが、Kindle Scribeを選ぶかの分かれ目になります。
画面サイズゆえの携帯性
11インチのディスプレイはA5サイズに近く、ビジネスバッグには収まりますが、小さなカバンやポケットには入りません。通勤電車で片手持ちするには少し大きいため、主に自宅やオフィスでの使用がメインになるでしょう。持ち運びが多い方は事前にサイズ感を確認しておくことをおすすめします。
Kindle Scribeは防水には対応していません。お風呂での読書にはKindle PaperwhiteやKobo Libra 2などの防水対応モデルを選んでください。
よくある質問(Q&A)
Q. ペンの替え芯は必要?
付属のペンチップは使い続けると摩耗しますが、替え芯は別売りで購入可能です。通常の使用頻度なら数か月は問題なく使えます。Amazonの公式ストアで替え芯セットが販売されているため、必要に応じて購入してください。
Q. 手書きメモは検索できる?
新型モデルではAI搭載のノート検索機能が追加されており、手書きの文字をある程度認識して検索できるようになりました。
Q. Kindle Scribeで漫画は読める?
もちろん読めます。11インチの大画面なので、漫画の見開きページも迫力ある表示で楽しめます。
まとめ|「読む×書く」を1台で叶えるデバイス
Kindle Scribeは「読む」と「書く」を1台に集約した、ユニークな電子書籍リーダーです。手書きメモ機能を読書ノートやPDF注釈、ビジネスメモに活用すれば、デジタルとアナログの良いところを両取りできます。
2026年新型モデルではクラウド連携やAI検索も搭載され、ビジネスツールとしての実用性も大幅に向上しました。「読書中にサッとメモを取りたい」「紙のノートをデジタル化したい」という方にとって、検討する価値のあるデバイスです。


参考リンク:



