「学生のうちに読書の習慣をつけたいけど、本代が結構かかる」と感じている方は多いのではないでしょうか。電子書籍ストアに学割があれば嬉しいのですが、実は専用の学割プランを設けているストアはほとんどありません。
しかし、学割がなくても学生がお得に電子書籍を楽しむ方法はたくさんあります。AmazonのPrime Studentを活用したり、各ストアの初回クーポンやキャンペーンを使い倒したりすることで、限られた予算でも充実した読書生活を送ることが可能です。
この記事では、電子書籍の学割事情を整理した上で、学生が実際に使えるお得な方法を具体的に紹介します。

電子書籍ストアに学割はあるのか
Kindle Unlimitedに学割はない
Kindle Unlimitedは月額980円(税込)で200万冊以上が読み放題になるサービスですが、学生向けの割引プランは用意されていません。すべてのユーザーが同一料金です。
ただし、定期的にキャンペーンが開催されており、初回登録時に30日間無料体験が利用できるほか、3ヶ月99円などの大幅割引キャンペーンが実施されることもあります。
その他の主要ストアも学割なし
ebookjapan、BookLive、コミックシーモア、楽天Kobo、DMMブックスなど、主要な電子書籍ストアにも学割プランは存在しません。電子書籍業界全体として、学生向け料金を設けているストアはほぼないのが現状です。
学生がお得に電子書籍を楽しむ方法
Prime Student(プライムスチューデント)を活用する
Prime Studentは学生だけが利用できるAmazonの会員サービスで、月額300円(税込)または年額2,950円(税込)で利用可能です。通常のAmazonプライム(月額600円)の半額で、同等の特典を受けられます。
Prime Studentの特典のひとつに「Prime Reading」があり、数百冊以上のKindle本を追加料金なしで読み放題にできます。Kindle Unlimitedほどの品揃えではありませんが、ベストセラーや人気作品が含まれていることも多く、月額300円でこのサービスを利用できるのは非常にお得です。
さらに、初回登録時は6ヶ月間無料で体験できるため、学生であればまず試してみて損はありません。
外部リンク:Prime Student公式ページ
Prime Studentの対象は、日本国内の大学・大学院・短期大学・専門学校・高等専門学校の学生です。高校生は対象外となります。登録には学校のメールアドレス(ac.jpなど)または学生証の提示が必要です。
各ストアの初回クーポンを使い倒す
学割がない代わりに、各電子書籍ストアでは初回登録時に大幅な割引クーポンを提供しています。これらを順番に活用していけば、相当な冊数をお得に購入できます。
主な初回クーポンの一覧は以下の通りです。
| ストア名 | 初回クーポン内容 | 備考 |
|---|---|---|
| ebookjapan | 70%OFF(6回利用可能) | 1回あたり上限500円 |
| BookLive | 70%OFF | 割引上限なし |
| DMMブックス | 70%OFF | 割引上限あり |
| コミックシーモア | 70%OFFクーポン | 初回購入時に利用可能 |
| Amebaマンガ | 50%還元 | 初回購入100冊まで |

無料の試し読み・読み放題を活用する
お金をかけずに読書を楽しむ方法として、各ストアの無料コンテンツを活用する手があります。
まんが王国では常時1万冊以上が無料で読め、コミックシーモアでも2万冊以上の無料作品を公開しています。漫画アプリのピッコマやLINEマンガでは「待てば無料」のシステムで多くの作品を無料で読み進められます。
また、青空文庫では著作権の切れた日本文学の名作が完全無料で読めます。大学のレポートや教養を深める目的にも活用できるため、学生にとっては特に価値のあるリソースです。
大学生協の書籍割引
大学生協に加入している場合、書籍を10%OFFで購入できる制度があります。電子書籍ではなく紙の本が対象ですが、教科書や参考書をお得に手に入れたい場合は活用する価値があります。
大学生協のオンライン書店でも割引が適用されるケースがあるため、自分の大学の生協がオンライン対応しているか確認してみましょう。
外部リンク:大学生協オンライン
図書館の電子書籍サービス
公立図書館の中には、電子書籍の貸出サービスを提供しているところがあります。図書カードがあれば無料で利用でき、スマホやタブレットから24時間アクセス可能です。品揃えは図書館によって異なりますが、ビジネス書や小説を中心に数千冊以上のラインナップがある図書館も存在します。
学生が知っておくべき節約テクニック
ポイントサイト経由で還元を上乗せする
電子書籍ストアによってはポイントサイト経由で購入するとキャッシュバックがもらえるケースがあります。ハピタスやモッピーなどの主要ポイントサイトにBookLiveやDMMブックスなどが掲載されていることがあり、通常の購入にプラスして数%の還元を受けられます。少額でも積み重なれば大きな節約になります。
電子書籍のセール時期を狙う
大型セールが開催されやすい時期として、年末年始・GW・お盆・ブラックフライデー・各ストアの周年記念が挙げられます。こうした時期には通常よりも大幅な割引やポイント還元が実施されるため、まとめ買いのタイミングとして最適です。
フリマアプリで紙の本を購入・転売する組み合わせ
紙の本をメルカリやラクマで安く仕入れて読み、読了後に再出品する方法もあります。電子書籍にはないメリットとして、紙の本は読了後に売ることで実質的なコストを大幅に下げられます。「手元に残したい本は電子書籍、読み捨てる本は紙の中古」という使い分けが学生にとっては合理的です。
学生におすすめの電子書籍活用プラン
漫画メインで読みたい場合
ebookjapanの初回クーポン(70%OFF×6回)で人気シリーズを購入 → まんが王国やピッコマの無料コーナーで新しい作品を発掘 → 気に入った作品はebookjapanの週末キャンペーンで追加購入、という流れがおすすめです。
ビジネス書・教養書を読みたい場合
Prime Studentに登録してPrime Readingを活用 → もっと読みたくなったらKindle Unlimitedの無料体験(30日間)を試す → BookLiveの初回70%OFFクーポン(上限なし)でビジネス書を安く購入、という組み合わせがコスパに優れています。
教科書・参考書を安く手に入れたい場合
大学生協の10%OFFを活用するのが基本です。電子版がある場合はKindleストアで購入し、ハイライト・メモ機能を活用すると学習効率が上がります。
海賊版サイトや違法アップロードされた電子書籍を利用することは著作権法違反です。刑事罰の対象にもなり得るため、必ず公式ストアやアプリを利用してください。
Q&Aコーナー
Q. Prime Studentは高校生でも登録できますか?
いいえ。Prime Studentの対象は大学・大学院・短期大学・専門学校・高等専門学校の学生に限られ、高校生は対象外です。高校生の場合は、各電子書籍ストアの初回クーポンや無料コンテンツを活用する方法がおすすめです。
Q. Prime ReadingとKindle Unlimitedは何が違うのですか?
Prime Readingはプライム会員(Prime Student含む)の特典として付属するサービスで、対象冊数は数百冊程度です。Kindle Unlimitedは月額980円の別料金で、対象冊数が200万冊以上と大幅に多くなります。まずはPrime Readingで試し、物足りなければKindle Unlimitedへのステップアップを検討するとよいでしょう。
Q. 卒業後もPrime Studentを使い続けられますか?
Prime Studentの利用期間は最大4年間で、卒業後は通常のAmazonプライム(月額600円)に自動移行されます。卒業前にPrime Readingでたくさん読んでおくのがお得です。
Q. 学生のうちにやっておくべき電子書籍の節約テクニックはありますか?
まだ使っていない電子書籍ストアの初回クーポンを把握しておくことが重要です。ebookjapan、BookLive、DMMブックス、コミックシーモアなど、主要ストアの初回クーポンは各ストアで1回ずつ使えるため、読みたい作品に合わせて計画的に消化していきましょう。さらに、Prime Studentの6ヶ月無料体験は在学中に始めないと使えない特典なので、早めに登録しておくことをおすすめします。
Q. クレジットカードを持っていなくても電子書籍は買えますか?
はい。多くの電子書籍ストアはコンビニ決済やキャリア決済に対応しています。Kindleストアの場合はAmazonギフト券で支払い可能で、コンビニで購入できます。ebookjapanではPayPay残高での支払いができるため、銀行口座からチャージして利用する方法も便利です。
まとめ
電子書籍ストアに専用の学割プランはほぼ存在しませんが、Prime Studentの活用、初回クーポンの使い回し、無料コンテンツの活用など、学生がお得に読書を楽しむ方法は豊富にあります。
特にPrime Student(月額300円・6ヶ月無料)は学生だけの特権です。まだ登録していない方は、ぜひこの機会に試してみてください。限られた予算でも工夫次第で読書の幅はいくらでも広がります。
外部リンク:青空文庫公式サイト

